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書籍:ビジョンデザイン
〈私たち〉の未来を考える、これからのデザインの使いかた
Project: 書籍『ビジョンデザイン ―〈私たち〉の未来を考える、これからのデザインの使いかた』
Commissioned: KOEL Design Studio
Team: KOEL Design Studio, NTT出版
About the project
2025年4月に、NTT出版から、『ビジョンデザイン 〈私たち〉の未来を考える、これからのデザインの使いかた』という書籍を出版しました。 公共性とビジネスの両立をめざす「セミパブリック」領域で、新しい社会インフラの実現をめざすNTTドコモビジネス(旧・NTTコミュニケーションズ)のインハウスのデザイン組織・KOELデザインスタジオで2021年から2023年の3年間で実施した「ビジョンデザイン」のプロジェクトをまとめたものになっています。
「プロダクトやサービスデザインの開発を超えた広い視野で、今、起こっている・起こり始めている社会の変化に目を向け、10年後、20年後に社会がどうなっているのか、そのなかで私たちはどんな「暮らし」をしたいのか、その実現のためにどんなことをしていくとよいのかを考える活動として、ビジョンデザインを実施してきました。 この本で語っている「ビジョン」はMVVのような企業が「存在意義」「目指す姿」「価値観・行動指針」を経営理念として定義して目標を作ることではなく、世の中がどうなるのかを予言するためのものでもなく、社会が変化していくということを受け止め、その上で、自分たちがどう暮らしたいのかを考える活動です。
第I部では「ビジョンデザイン」の考えかたと使いかたを解説し、第II部実践編では「人口減少高齢社会の未来」をテーマに取り組んだ3つのフィールドワークを収録。 課題先進地域で新たな生き方を探る人々を訪ね、「大きくなる社会」から「小さくなる社会」へ移行する未来のもう一つの社会像、価値観、幸福像に迫りました。
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目次
第 I 部 もうひとつの未来を考えるビジョンデザイン
1. これからのデザインの考えかた ビジョンデザイン
1.1 デザインは未来を構想する
1.2 問題解決から可能性の提起へ
1.3 3つのビジョン
2. これからのデザインの使いかた 未来洞察型デザインリサーチ
2.1 デザインリサーチとは
2.2 未来の社会を描く方法とプロセス
第 II 部 人口減少・高齢化社会の未来を考える デザインリサーチプロジェクト
3. デスクリサーチ 統計データに見る「小さくなる社会」
3.1 高齢化問題は「自分問題」
3.2 人口動態データから見える未来
4. フィールドワーク➀ みらいのしごと after 50 未来の働きかた編
4.1 「50歳以降の仕事をどうしよう?」という出発点
4.2 社会の変化の方向を探る
4.3 仮説策定
4.4 阿東(山口県)を訪ねる
4.5 「未来の社会システム」についての6つの気づき
4.6 フィールドワークから見つけたインサイト
5. フィールドワーク➁ 豊かな町のはじめかた 未来の暮らしかた編
5.1 「そもそも “豊かさ” とは?」という出発点
5.2 仮説策定
5.3 小浜(長崎県)を訪ねる
5.4 五城目(秋田県)を訪ねる
5.5 「地域の豊かさ」についての5つの気づき
5.6 フィールドワークから見つけたインサイト
6. フィールドワーク➂ 多彩な文化のむすびかた 未来の築きかた編
6.1 「多文化が同じ土地で暮らすとは?」という出発点
6.2 様々な先端事例
6.3 仮説策定
6.4 長田(兵庫県)を訪ねる
6.5 長田で出会った人たち
6.6 「多文化共生」についての3つの気づき
6.7 フィールドワークから見つけたインサイト
7. インサイトからビジョンへ 豊かさのリ・デザイン
7.1 「お金」から「関係」へ 資本の多元化
7.2 大きな仕組みから小さな仕組みへ システムの多元化
7.3 幸福のリ・デザイン 価値観の多元化
7.4 未来ビジョン 豊かさの多元化へ
7.5 3 つのシナリオ 2035年の暮らしのシーン
7.6 これからのデザイン、これからのサービス
座談会
〈私〉のビジョンから〈私たち〉のビジョンへ
RE:PUBLICとふりかえる3つのフィールドワーク
KOELのnote記事から、冒頭箇所を試し読みできます。
2025年6月に、青山ブックセンター 本店にてイベントを開催しました。リサーチプロジェクトを共催した株式会社リ・パブリックの市川さん、田村さんをお迎えして、かなり深いお話になりました。
イベントの内容は、KOELのnote記事でお読みいただけます。前編・後編